マスクの消毒。。。
2020/02/25
医療従事者にまでマスクが届くか届かないかと品薄の状態が続いていますが、今回は気になった記事をまとめてみました。
①マスクの煮沸消毒は有効なのか?
専門家は「煮沸でウィルスは死滅するかもしれないが、生地が劣化するのでフィルターの意味をなさなくなる。」と話し、
「熱水での消毒効果はあるだろう。」とした上で、マスクの品質低下により「ウィルスを防ぐ効果は期待できない」との見解しめしています。
別の専門家は、「素材が変質する恐れがある」とのこと。
煮沸はおススメできないようです。
②アルコール消毒は有効?
専門家が代案として出したのは、エタノールなどを使った「アルコール消毒」です。マスクにつければ、ウィルスを殺菌できると考えたものだと思います。
ただし、「今回のような非常時に限っての対応策。通常は再利用しないように。」と強調していました。
後に全国マスク工業会が指針発表し、素材が変質する恐れがあるため「アルコール消毒液」は使わないようにと注意喚起しています。
③中性洗剤での手洗い
「全国マスク工業会」が発表した指針によると「マスクの再利用は勧めない」とした上で、「やむを得ず再利用する場合は、中性洗剤で洗ってください」とのこと。
手洗いの仕方をご紹介します。
【洗い方】
- 中性洗剤で押し洗い。
- 十分すすぐ。
- 自然乾燥させる。
ここで気を付けて欲しいのが激しく擦ると、素材が痛むので押し洗いをして下さい。
④ハイターを使った消毒
ハイターで作った「次亜塩素酸ナトリウム」は人体には使えません。マスク消臭用として売られている「次亜塩素酸水」と名前が似ていますが、全く違う物質です。間違えないようにしましょう。
ハイターは吸い込むと咳き込んだり呼吸器に異常を起こす恐れがあるので注意しましょう。
医師監修のもとTVでハイターを使った使い捨てマスクの消毒方法が紹介されていました。
用意するもの
1、500mlのぬるま湯
2、ハイターの量はペットボトルキャップ1杯
2つを混ぜたぬるま湯にマスクを一晩つけ込み、流水のお湯で洗い流すというものでした。その時にできるだけ擦ったりせず、洗い流すだけ。これはマスクが薄くなるのを最小限にするためにだそうです。あとは自然乾燥をさせます。
個人的な感想ですが、手荒れが酷くなるので手袋をして行うのが良いと思います。
ただこれも苦肉の策だそうなので必ずしも推奨されたものではないと感じます。
早く収束することを願ってやみませんが、日頃から個人でできる予防をしていく事が一番大切なのだと強く感じました。今回ご紹介したものはあくまでも非常時の対策であり、必ずしも効果的なものではありません。
参考資料:「明るく優しい気持ちになれる心とお家のリセット術」、厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A)誠に勝手ながら参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
どの記事も『推奨』はしていません。個人的見解が含まれていますので、ご理解の程宜しくお願い致します。