熱中症に気を付けて
2020/05/21
こんにちは!
こころ金町治療院です。前回も少し触れましたが、今回も熱中症について書いていきたいと思います。
熱中症の要因は、環境、からだ、行動の三つが代表的になります。
① 環境は、気温・湿度が高い、風が弱い、急に暑くなる。
② からだは、高齢者や乳幼児、持病のある方、二日酔いや寝不足による体調不良。
③ 行動は、慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況。
以上が、熱中症を引き起こす可能性があります。
今週は肌寒い日が続いておりますが、これから益々気温は上昇していき、訪問介護など現場で起こりうる可能性があると思います。自分自身、ご利用者様共に身を守れるように暑い夏が訪れる前にもう一度、熱中症について周知してみてはいかがでしょうか。
熱中症とは、気温の高い環境で生じる健康障害の総称で、日本救急医学会では下記のように示されています。少しでも参考になればと思い、ご紹介させて頂きます。
●熱中症の分類と対処法
重症度Ⅰ度 めまい、筋肉痛、こむら返り、大量の汗
<対処法> 冷所で安静、体表冷却(特に首筋と大腿)、水分と塩分補給
重症度Ⅱ度 頭痛、嘔吐、倦怠感、集中力・判断力の低下、
<対処法> 医療機関での診察と治療
重症度Ⅲ度 意識障害、けいれん発作
<対処法> 入院
日本救急医学会 熱中症予防に関する緊急提言より引用