湿邪って???
2020/07/01
こんにちは!
こころ金町治療院です。
前回は、梅雨時期に体調を崩す原因として『湿邪』が関わっているとご紹介しました。湿邪とは【湿度の高い状態で生じる邪気】と説明しましたが、具体的にどんな症状があるか書いていきたいと思います。
胃腸が湿邪の影響を受けると、悪心、嘔吐、腹が張る、下痢などが起こります。
湿邪には体を重怠くする作用があり、血行を悪くする事で全身の倦怠感や浮腫みの症状があらわれるようになります。
また、上記の症状は人によっては『やる気が出ない。』と感じる方も多いです。
湿気が多いと浮腫が出やすくなる方もいると思いますが、湿邪は下降する作用がある為、浮腫みは下肢に発生しやすいと言われています。
この時期、足だけに浮腫みが急に出てくると、湿邪が関与している可能性が考えられます。適度な運動で発汗を促し、体内の水分の巡りを良くしたり、水分の取り方を意識して調整することで体調が良くなっていきます。
今年も葛飾区に梅雨がやってきました。金町駅周辺では風が強い事が多いですから、どこかに訪問する際には雨、風に十分注意をして下さい!!